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断れないという人は、断ることにこだわっています。 断ることがつらいとか、相手に対して断ることができない人は、自分が断られるのが怖い人です。
自分自身断られるのが怖くてしようがないのです。 相手に断ることができないのは、自分が断られるのが辛いからだ。
人生の1番の悲劇は断られることだと思い込んでいる人は、その行為を相手にすることはできません。 ところが、断られて平気な人は、相手に対して断っても、別にそれは平気です。
断ることは、別にそんなに深刻になることではありません。 なんかピンと来なかった、ただそれだけのことです。
たとえば食後の飲み物を、「コーヒーにしますか。 紅茶にしますか」と聞かれた時に、普通は「コーヒーください」とさりげなく言います。
でも、ここでコーヒーくださいと言ったら、紅茶をつくっている人に申しわけないと考えて、紅茶を断り切れず、「食後の飲み物は結構です」みたいなことを言うのは変です。 紅茶もいいけど、その時、なんとなく紅茶の気分ではないだけのことです。
断るのはそれぐらいの感覚で、断られた側も別にそれほど悩むことはないのです。 コーヒー専門店に行って紅茶を飲むこともあります。
おすし屋さんに行って「かつ丼」と言ったら、それは怒られます。 でも、つき合うのを断ると「あんたなんか人間じゃない」と言ってしまったような気になる人がいます。
そんなことは何もありません。 コーヒーにするか、紅茶にするかの違いにすぎないのです。

断られても、そんなに気にすることはありません。 「断るのがつらい」のは、裏を返したら、「断られるのがつらい」ということです。
断られることにおびえているのです。 コーヒー専門店でもメニューの中に紅茶があったら、「紅茶」と言ってもいいのです。
ここで気を使うタイプの人は、コーヒー専門店に来て紅茶を頼むのは申しわけないかもしれないと考えて、本当は紅茶が飲みたいのに「コーヒー」と言う。 それはちょっと考えすぎです。
何かを選んだことは、選ばなかったほうを全否定してしまうことにはならないのです。 断ることばかりではありません。
あなたが人に対してできないことは、あなたが1番おびえていることです。 それは、あなたが人からされたら、1番イヤなことです。

でも、お断りするのは、失礼なことではありません。

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